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どの和歌の妄想を書いたのか忘れたので、もう一回。


「ひきかえて変わるしも憂き思ふ色をさのみは人の何か見せけむ」
現代語訳は「どうして2人の関係はこれほどまでに変わってしまったのだろうか。変わってしまう心ならば、なぜあの人は私にあなたを想っていますというような素振りを私に見せたのだろうか」。直義、兄を恨んでいるのか?と妄想が捗ります。




「あふことは絶えぬるなかにおなじよの契りばかりぞありてかひなき」
これも良い和歌だけど、少し不明瞭なのが惜しい!現代語訳は「2人が会うことはもうなくなってしまったというのに、同じ現世を生きているという関係だけが続いているのは甲斐もなく儚い関係であることだ」かな。後の尊氏と直義を暗示しているように思えてならない…



「暗きより暗きに迷ふ心をも離れぬ月を待つぞはかなき」
現代語訳するなら、暗い道を迷い迷いて彷徨う私ですが、それでも明るい真如の月を待ち続ける心の儚さよ、かな??真如の月=兄尊氏と考えると儚さも一層募るというもの。あの時兄とともに見た月影をもう一度みたいと願わずにはいられない直義を妄想してしまいます……



「見渡せばやまもと遠き雪の内に煙さびしき里のひとむら」
後鳥羽院の「見渡せば山もとかすむ水無瀬川夕べは秋となにおもひけむ」踏まえてる和歌。でも元歌とはちがって寂しい感じが出てるんだよねぇ。新発見!ってよりも直義の失意が感じられる和歌。如意王の死の野辺の煙と連想したか。



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にわか歴史好きの腐女子
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