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pixivに掲載していた「梅の下風」などの小説を再度公開したので、小ネタと裏話をまとめました。冗長な作品語りな上、BLなので注意。反転で読めます。



「建武親政」
後醍醐帝×尊氏の話。建武親政~箱根竹之下の戦いまでの記録を尊氏の視点から描いています。「武家の棟梁」であり「足利尊氏」であることが重い、苦しいという葛藤を描けていたのならいいなあと思います。帝への執着心、尊氏の葛藤、屈服させられることに悦びを感じてしまう浅ましさ、などなど様々な感情が複雑に絡み合う様をもう少し上手く書けたら良かったのですが…;;どちらかというと薄暗い話になってしまったので、番外編では思いっきりイチャイチャさせたいです笑


「梅の下風」
直義×尊氏の話。直義の思いに気付いていながら気付かないふりをし続けていた尊氏だったが、ある日、気紛れに直義を誘う…みたいな話です。珍しく自信たっぷりな尊氏です。この話の元ネタ(?)の和歌が何首ありまして、今回は一部紹介したいと思います。一つ目はタイトルにも使用させていただいた「袖に待匂ひぞ移るあしがきの間近き軒の梅の下風」です。この和歌からもわかるように、尊氏って梅の花好きですよね。そこから妄想が膨らんで、尊氏の袖は梅のよい匂いがするのでは…!?となって書いた作品です。もう一つ紹介させていただきたいのが、「人目こそ猶苦しけれ下帯の解ても下にむすぼほれつつ」です。苦しい恋と色気が同時に味わえる素敵な和歌です。兄弟で後朝の文を出すわけにもいきませんから、そこは帯の交換で思いを伝えよう…みたいな尊氏を妄想してしまいました。あー尊氏可愛い。好き。


「好奇心」
導誉×尊氏の馴れ初め話です。なんとなくから始まった関係がずるずる続いていくのが導誉×尊氏っぽいかな、と妄想がはかどってしまった結果生まれた作品です。「好き」だなんて死んでも言ってやらない! みたいな意地が二人にありそうで萌えます。甘い言葉をささやきながらも「好き」の一言だけは絶対に口をついて出ない。そんな関係。尊氏は導誉のことを「腹の読めない嫌な奴」と思っていますし、導誉は導誉で最初は面白半分に尊氏に接近してきます。ですが、なんだかんだ言って最期まで尊氏の傍に居続けたのが、直義でもなく師直でもなく、導誉だったというのが最高に萌えます。そして、尊氏死後、尊氏の創り上げた世界を見守り生きる導誉……もっと早く素直になれよ……!と言いたくなるCPです。妄想ですが笑
 
 
 
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