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あの日、貴方が吐いた「愛している」という嘘は俺を縛る枷となった。

「足利尊氏」という存在が独り歩きする中で、一人煢然と生きるだけの強さが俺にはなかった。

あの日、貴方と共に生きると約束した言葉には、いったいどんな嘘が含まれていたのだろうか?

 
そして俺は 自分すら騙せていないような未熟な嘘を吐く。





尊氏の帝への妄執にも近い想いがすごいなっていつも思います。
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直義にとって、兄への思いを断ち切ることは死同然の事である。




武人としてもカリスマ的存在の尊氏ですが、歌人としても実朝に匹敵するほどの教養っぷりなのがかわいい尊氏。特に好きな二首です。あとは「かきすつる藻屑なりとも此度はかへらでとまれ和歌の浦波」も好き。というか、尊氏の和歌ってすごくかわいいんですよね。政治的目的で和歌を利用していた感も拭えないけれど、百首歌を提出するくらいだから和歌のことは相当好きだったと思います。


ちなみに、直義と和漢聯句でコラボしてたりするので、二人とも相当教養があったと思われます。しかし、尊氏の連歌のルールのガン無視ぶりがなかなかにすごいので、後日またネタにしたいです。ルールは俺が作るもの!並みの無視です。当座性?何それ??みたいな。笑

連歌は佐々木導誉や二条良基が好んで行っていたことでも有名ですよね。
導誉は『菟玖波集』という大規模合同アンソロジーに尊氏の付句をたくさん入集させているところがかわいいです。お前、どんだけ尊氏の事好きなんだよ・・・と・・・妄想が笑




尊氏「源氏の正統で今も栄えているのは足利だけ!!(ドッヤァァァアア)」
(元ネタ:源のきよき流れは末久しいまもさかゆる家は此家)
 
望んだ景色の中で笑う、あなたと
生涯二人きりの世界で生きていけたのならばよかったのに
 
 

 
 
 
 
 
直義が「兄尊氏が居なければ飛べない鳥」ならば
尊氏は「弟直義が居なくなって飛び方を忘れた鳥」
 
二人で一つだと思っていた。

二人なら飛べると思っていた。

其れは唯の幻想で、兄は最初から一人で飛べるのだ。



俺は、兄が居なければ飛ぶことは疎か囀ることも侭ならぬのに。
プロフィール
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三城
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性別:
女性
自己紹介:
にわか歴史好きの腐女子
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