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足利直義の和歌で


  おのれとや色づきそむる薄紅葉まだこの頃はしぐれぬものを


まだ時雨の冷たい雨も降っていないというのに、うすく色付いた紅葉は、ひとりでに色付き始めたのであろうかというやや妖艶な歌があるのですが、この和歌、紅葉=女性と考えると、まだ男を知らない女が妙に色っぽく見える不思議を詠んでいるように思えませんか?女性との関係は淡白な直義ですが、和歌になると少し大胆になっているのが面白いです。



もう一首


  つゆながら千草ふきしく秋風に乱れてまさる花の色かな


露に濡れた草々に、激しく風が吹きつけており乱れる花の様は、より一層美しく見えるものだとあわせて見ると、何やら思い人との逢瀬までの様子を詠んでいるようにも見えてしまって…笑
ただ情景を詠んだだけだろうとは思うのですが、いろいろ妄想を繰り広げてみるのも楽しいです。
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プロフィール
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三城
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にわか歴史好きの腐女子
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